フィギュアスケート

2014年3月29日 (土)

フィギュア世界選手権、4日間の観戦終わりました

ふぅ〜、さいたまスーパーアリーナでのフィギュア世界選手権観戦、怒涛の4日間が終わりました。。。
仕事が繁忙期なため、全てを観戦する事は出来なかったですが、熱演が繰り広げられた4日間、大満足でしたね。

個人的に4つの種目で一押しで応援していた選手達は全て表彰台に乗ってくれましたhappy01shine

heart01女子シングル 浅田真央 優勝
spade男子シングル 町田樹 2位
clubペア アリオナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコビー 優勝
diamondアイスダンス ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ 3位






と言う訳で、2勝2敗、50%の確立。

個人的に残念だった事もたくさんあります。
真央ちゃんのフリーの3Aにアンダーローテーションかついた事とか、ナタリー達が金メダル取れなかった事とか。。。

今回大会の採点は割とまともな方だったと思うけれど、やっぱり????となる採点もありましたね。
でも、選手達はみんな精一杯の演技をしてくれて、さいたまスーパーアリーナの観客はどこの国籍の選手達にも暖かくて、清々しい試合でした。

あと、長く応援して来て、この試合で引退するベテラン選手達が、ショートかフリーどちらかで会心の演技をしてくれた事も嬉しい。
あっこちゃんはショートで、アボットはフリーで、ベルネルはショートで、コストナーはショートで、ナタリーとファビアンはフリーで自己ベストを更新してくれました
引退試合で自己ベスト更新って凄い!
ベテランの底力を見た気がするし、自分に限界を設けないで挑戦するって大切な事だと思いました。

印象に残った演技は、アボットのフリー、町田くんのショートと、真央ちゃんのショートです。
この3つは思わず泣いてしまう程感激しました。

真央ちゃん、大ちゃんは引退をはっきり決めていないけれど、多くの選手が去って行くオリンピックシーズン、長いシーズンが終わりました。
選手の皆さん、お疲れ様でしたshine

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2014年3月 9日 (日)

ソチオリンピック 浅田真央選手 その2

昨日のショートの演技でメダルは絶望的な点差になってしまい、残されているのは、真央ちゃん自身がずっと繰り返し言って来た「自分自身が目指す完璧な演技」「バンクーバー以降、スケート技術を一から見直し来た成果を出しきる集大成の演技」しかない状態。

ある意味、目標は一つしかない、日本国民からのメダルの期待もかなぐり捨てるしかない。
いやそれどころか、日本中が今までどれだけ彼女に過大な重圧や期待をかけて、プレッシャーを与え続けたかに気付き「今日は彼女に目指す最高の演技をしてくれて、最後に最高の笑顔を見せてくれれば。。。」と、多くの日本の人々、いや多くの世界中の人々が祈り願ったと思う。
真央選手とメダルを争うはずだったライバル選手がいる国の多くの人々も「こんな浅田真央の姿は見たくない。フリーでは納得の行く演技をして欲しい」と、願ったとのではないか?

期待と言うのはある意味一種のエゴだ。
自分達の期待(金メダルを取って欲しい、ライバルの○○選手を負かして欲しい)エゴを対象(選手)に投影し、その期待が叶った時、対象の成し遂げた成果でカタルシスを得る。

浅田真央選手は昨日のショートの演技で、その期待を背負う事から解放されたのだ。
しかし、何という残酷で暴力的なリセット方法だろう。

6分間練習で出て来た時から昨日とは顔つきも違い、身体に纏っているエネルギーも違い、身体のキレも違う。
覚悟を決めた顔つきで集中している、直前練習でトリプルアクセルも決めたし、これ良い兆しと思っていたが、本番の滑り出しのトリプルアクセルを決めた時から、もう波にグイグイ乗って行き、次はトリプルフリップートリプルループのコンビネーション、今シーズン初めて決まった!






次はトリプルルッツ、決まった!でもエッジはインサイド踏切か?、スローパート、表情も良いし、滑りもキレイ、次はダブルアクセルートリプルトゥループ、回転は大丈夫?、次のトリプルサルコウ飛んで!決まったぁ〜!、次はバンクーバーで失敗したフリップーループーループの3ー2ー2のコンビネーション、失敗の画像を押さえ込んで飛ぶのよ、やった〜!、次のループも決まった!カッコよすぎる。

多くの人が感動で途中から泣いてしまったというが、私は最後のジャンプが決まるまでは一瞬も気が抜けず、手に汗を握って全力で見守っていたので、感動して泣くどころではなかった。
怒涛のステップは身体もキレキレ、力強い緩急の付いた滑り、音を一つ一つ捉えて動きとビシッとあっていて、素晴らし過ぎる。
そして、コレオシークエンス、ジャッジに足蹴りを入れるかのようなファンスパイラル、スピードにのりステップ、美しいスパイラル、力強いポーズでフィニッシュ。





自身の目指す、完璧な演技を終え、子供のように顔をくしゃくしゃにして泣く姿、泣き笑いをする真央ちゃんの姿を見て、やっと私もホッとして涙ぐむ事が出来た、



フリーのラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番は私の大好きな曲で、今まで、色々な選手がこの曲で名プログラムを滑ってくれたけれど、この日の真央ちゃんの演技は、私のフィギュア観戦史上最高のラフマニノフでした。

この時は、ただただ真央ちゃんが目指す最高の演技が出来た事が嬉しくて「点数なんててもうどうだって良いよ、良かったね、真央ちゃん!」と、思ったけれど、実際点数が出てみたら、やっぱりどうでも良くなかった。
自己ベストは大幅に更新したものの、女子シングルフィギュア史上初の6種類の3回転を8回、一つのプログラムで達成したと言うのに、これが女子シングルの世界最高得点にならないなんて、ジャッジングシステムも、ジャッジもどうかしていると思う。

トリプルアクセルはおそらく認められるだろう、でもセカンドで飛んだトリプルのうちどちらかはアンダーローテーション取られると思ったら、2つとも取られていた。
ルッツはインサイドの踏切と判断されエラーマーク。でも、これは素人目に見ても分かったので仕方が無いにしても。
カート・ブラウニングはセカンドトリプルループを解説で「スローを見るまでも無くクリーン」と言い切ったのになぁ。

演技構成点も、あの音はめバッチリ、曲想をよく捉えたスピードに乗った演技で、オール8点代とかあり得ない、9点代に値する演技でしょう?

フィギュアの採点や順位を信用しなくなってもう長いが、分かっていても、やれやれと腹だしい気分にはなってしまう。

しかし、冷静に考えてみれば、第2グループで150点を超えるような点数を出してしまうと、その後の最終グループの選手に出す点数はもっと高騰しただろう。
結局、新採点方式になっても、絶対評価などは机上の論理で、どのグループで滑るか、選手のあらかじめの格付けでPCS(演技構成点)や、GOE(出来栄え点)などはある程度決まっているのだ。
そうなってしまうと、もっと採点の整合性も意味も分からなくなり、その後に起きた金メダルのソトニコワ選手と銀メダルのキムヨナ選手をめぐる採点に関する喧騒などは、もっと酷くなっていただろうと思う。

真央選手がメダル争いに絡んでいた場合、あの喧騒に巻き込まれていたかと思うと、結果的にそうならなくて良かったのかもしれない。
きっと、後味が悪く私達の感動も半減
してしまっただろう。

もし真央選手がショートで失敗がなく、フリーで最終グループに残り、あの喧騒と地鳴りのような歓声の中で、メダルを争うプレッシャーの中で演技していたとしたら、あんなに純粋に一途に自分の最高の演技をする事だけに集中出来ただろうか?、我々は(日本人だけでなく世界中の人々)その演技を見て、あれほど純粋に感動出来ただろうか?

採点は所詮は人がつけるもの。
そこには様々な思惑、利権、派閥争いが背景に蠢き、フィギュア試合の場合は興業の側面もあり、放映権の金額も莫大で億単位の金が動く。
オリンピックともなれば、国家の威信、国家の代理戦争と言う側面も入って来る。

そんな人間界の欲望や不条理さを超えた次元で、真央選手は、あの人類の限界を超えたかのような、魂を揺さぶる気迫の演技、世界中の人が彼女と一緒に涙し、感動するほどの演技を私達に与えてくれた。
このような瞬間を見たいと言う願いが、私達がフィギュアと言う競技を見続ける答えなのかもしれない。

ソチオリンピックのフィギュア女子シングルは、ある意味あぶり出しの大会だったのかもしれない。
メダルをめぐる狂想曲、不可解な採点、それらをひらりと交わして別次元で、魂を揺さぶる圧倒的な演技と、圧倒的な感動を全世界に示してくれた浅田真央選手。

金メダルや採点にどれほど意味があるのだろう?
人間界では今回、真央選手は6位だったけれど、フィギュアの神がいるとしたら、この日、神の恩寵を最も受け、祝福されたのは真央選手だろう。
天上界ではきっと金メダル。
真央選手がソチの舞台で放った光はそれ程、強力だったと思う。



真央ちゃんのフリーのラフマニノフの青い衣装は、幸せの青い小鳩グルボーチカをイメージしてタラソワが衣装をデザインしたそうです。

あの衣装をまとった真央ちゃんは、青い鳩と言うよりは、青い羽根の天使、青い炎を燃やす戦士に見えました。


長い間、日本のエースとして日本を引っ張り、私達に夢と希望、感動を与えてくれた浅田真央選手と髙橋大輔選手。

様々な大会で同じような順位を取ることが多かった二人ですが(ダブル優勝も多かった!)、ソチでも同じ6位でした。
そして二人とも、メダルや順位、採点を超えたところで光を放ち、魂を揺さぶる大きな感動を与えてくれた。

大ちゃんは澄み切った穏やかさと深い愛、感謝をスケートを通して見せてくれる事によって、真央ちゃんは青く燃え盛る炎のような気迫、純粋さ、自分を信じる事の強さと大切さを通じて。

二人ともオーラが澄み切っていて、本当に美しいshine
日本中から愛されるのが分かる気がしますheart02



真央ちゃんはまだ世界選手権が今シーズン残っているけれど、本当にお疲れ様でした。

世界選手権でも納得の行く演技が出来ますように!shine







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ソチオリンピック 浅田真央選手 その1

ソチオリンピックの浅田真央選手。
私は彼女が12歳の時から試合の生観戦やアイスショー、またテレビでずっと見続けて、その美しい演技や、愛すべき人柄に魅了されて来た大好きな選手だが、2日続けてこんなに驚かされた事はなかった。

ショートプログラムのノクターンは、おそらく真央ちゃんの競技人生史上、1、2を争うであろう最悪の出来だっただろう。
バンクーバーオリンピックの翌シーズン、佐藤信夫コーチとスケーティングやジャンプの見直しを始めた頃には、あのソチオリンピックのショートプログラム以上の演技もあったかと思うが、あの時はそうなっても仕方ない時期だったし、今回は直前の公式練習での好調な様子から一変「こんなに瓦解としか言いようのない最悪の演技をしてしまうとは。。。」と、度肝を抜かれてしまった。

ある友人はショート終了後「真央ちゃんはメンタルが弱すぎる」と言ったが、それは違うと私は思う。
真央ちゃんは、私達が想像しうる範囲を遥かに超えてメンタルは強い。

周囲の期待、国民の期待を背負い、自分を律して、自分と真っ正面から向き合い、厳しい練習に耐え、マスコミの心ない報道、不可解なジャッジにも文句一つ言わず、嫌な顔一つせず、己の理想とするスケート道を一途に突き進む事が出来る人がメンタルが弱い訳がない。

ただ私が思うのは、真央ちゃんは我慢強すぎて、自分の内側に様々な感情や、受けたトラウマになるような画像を解放するのが上手くはないように見えると言う事。

彼女はそのたおやかな容姿、優しげな雰囲気とは裏腹に、相当な頑固者に見えるし、武士のように黙って耐え忍び過ぎる我慢強い性格で、意思の力で、潜在意識意識化に仕舞われている(失敗した時や、不当なジャッジングを受けた時、マスコミの心ない報道などを知った時などに感じたであろう)様々な感情や恐れ、トラウマになるような画像が詰まった箱のような塊をねじ伏せてやって来たように見える。

メンタルコントロールが上手く行っていると、それらの恐れや暴れ出しそうな感情、トラウマ画像を制御出来て、エネルギーが十分に身体にあり、演技の出来も良い結果になるのだろうけれど、コントロールがちょっとした事で噛み合わないと、抑えて来た感情や恐れ、トラウマ画像などが暴れ出し、身体からエネルギーが逃げ出してしまい動かない状態になってしまう、それがオリンピックのショートプログラムで起こった事のように見えました。



ここ2シーズンは真央ちゃんが試合でそのような状態になってしまうのは見た事がなかったのですが、やはり4年に一度のオリンピックの緊張、真央ちゃん本人も集大成と位置付けて、バンクーバーのリベンジを、日本国民からは「今度こそ金メダルを!」との期待で重圧を背負った状態では、いつもの様に強靭な意思で抑え込む事が出来なかったのでしょう。

特に団体戦のショートのトリプルアクセルで転んだ事は、おそらく最新のトラウマとして残ってしまったはず。
真央ちゃんはずっとタラソワ元コーチに振付してもらっていて、ロシアとの関わりは深いし、去年のグランプリファイナルを同じソチの会場でやった時は観客の雰囲気も暖かかったので、団体戦のあの異様なロシアコールや足踏みで地鳴りがするかのような完全アウェーの雰囲気は、想定はしていたとしてもある意味ショックだったのではないか思います。

その雰囲気に飲まれたのか、バンクーバーオリンピックで感じた未整理の感情や画像が頭をもたげたか、トリプルアクセルはアンダーローテーションではなく、ダウングレード判定で転倒してしまい、今シーズンワーストの点数になってしまった。

年末の全日本もトリプルアクセルの調子は良くなかった。
身体的には腰痛という症状があったと思うが、私が思うに真央ちゃんがだんだん調子を落として行ったのは、福岡のグランプリファイナルのショートプログラムで本人も、佐藤信夫コーチも手応えを感じた出来だったトリプルアクセルでアンダーローテーションを取られたトラウマや、迷いが一つはあると思います。

あの時、私は生観戦していて、真央ちゃんは私の目の前でトリプルアクセルは飛んだので、着氷後のエッジのトレースも確認出来ましたが、私もきれいに回っていたと思います。

少なくとも、昨シーズンの大阪四大陸選手権(これも生観戦していました)のショートで加点が1.57も着いた完璧なトリプルアクセルと何処が違ったのか、YouTubeで上がっていた比較画像を見ても、家で録画を何度見返しても分かりませんでした。

一部では「金メダル候補だった真央ちゃんの突然の不調は報道陣のカメラに仕込まれた装置から電磁波攻撃だ」などと言われたりもしているようですが(笑)、そんな大掛かりな事をわざわざしなくても、もっと効率良く選手の身体を動かなくさせるようなトラウマを与える方法はいくらでもあると思います。
さらにソトニコワ選手の素晴らしい演技の直後で、ロシアコールが鳴り響き、完全アウェー状態でリンクのエネルギーは非常に悪かった。

滑り出す前から、真央ちゃんがとても緊張していて、エネルギーが身体に十分にない事は見て取れたし、彼女の中で色々な画像がフラッシュバックしているように見え、トリプルアクセルに入る前に「あ、転んでしまう!」、最後のコンビネーションジャンプに向かう途中で「トリプルループが抜けてしまう」と言うのが、それぞれ直前に画像で見えてしまい、その通りになってしまいました。
おそらく、彼女の中で起きたフラッシュバックのエネルギーが強くて、私にもそれがテレビ画像を通じても見えてしまったのだと思います。

これは全くの余談ですが、私がヒーリングやリーディングを学んでいたクリアサイトでは、恐れやブロックになっている様々な感情、トラウマ画像などをクリアにして解放して行く手法を実践し、個人セッションでもそこを一番大事なポイントとしていますが、「真央ちゃんにもクリアサイトの手法を学んで貰えていたら、もっと効率良くトラウマ画像を解放しもらえたのに。。。」と、今更どうしようもない事を、この時は感じてしまいました。
残念ながらクリアサイト・ジャパンは今年1月にスクールが終わり、レバナ先生もアメリカに帰国してしまったので、それも叶わぬ願いですが。。。

オリンピックを見ている全世界の人々にショックを与えてしまった(もちろん、一番のショックを受けたのは真央ちゃん本人だと思いますが。。。)、真央ちゃんのショートプログラムの演技が終わり、私も全く何が起こったのかも、よく理解出来ず、「なぜこんな酷い試練が真央ちゃんに訪れるんだ。あんなに努力して来たのに、スケートの神様は何て意地悪なんだろう?」と、思いました。


その意味が分かったのは、次の日のフリーの演技を見た後でした。

カート・ブラウニングがNumber紙上で「一度山火事で焼けてしまった森が再生してさらに強くなって行くように、彼女は見事な立ち直り方を見せてくれました」と、語ったように、地獄から一気に天国に駆け上るような、真央ちゃんの競技人生最高の演技を見せ、私達の魂を揺さぶる最高の感動を届けてくれたのですから。
(その2に続く)

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2014年3月 6日 (木)

【動画追加】ソチオリンピック 髙橋大輔選手

ソチオリンピックの髙橋大輔選手について書こうと思っていたところ、昨日、髙橋選手が今月末にさいたまで行われる世界選手権の欠場が発表されました。
右膝軟骨損傷による慢性関節炎のため。
4日通しチケットを手に入れて観戦する予定だったので、本当に残念です。。。

よくこの状態で、ソチオリンピックであの素晴らしく感動的なビートルズメドレーを笑顔で滑り切ってくれたと思います。

欠場は残念ですが、大ちゃんの身体が何よりも大事。
また、あのもはや神の領域に達した美しい滑りを披露してくれる日を待っています。

http://高橋大輔からのメッセージ「皆様へ

ソチオリンピックの男子シングルの試合から3週間程経ち、大ちゃんが最後の五輪で見せてくれた素晴らしいビートルズメドレーを観た時の生々しい感情が落ち着いて来ているので、あの時、Facebookに書き込んだ内容も交えながら書いて行きたいと思います。

***************
オリンピックのフリーを身終えた直後に
2014/2/15
大ちゃんの最後の五輪が終わりました。。。
右足の怪我が完治せず、膝に水が溜まっている状態で、本当によく頑張ってくれました。
並の精神力じゃないですね。

フリーのビートルズメドレー、最後のイン・マイ・ライフからザ・ロング・アンド・ワインディングロードの流れの中で、穏やかに微笑みながら、スケートへの愛と感謝を込めて全力で滑っている大ちゃんを見て、泣けない訳がないcrying!!!
テレビの前で涙腺崩壊。。。。

本当に唯一無二の素晴らしいスケーターです。
今日、一番感動したのは大ちゃんの演技だし、私に取っては大ちゃんが金メダルです。

本当に満身創痍の中、頑張ってくれてありがとう!

***************

ショートプログラムの前にも膝の水を抜いてから演技に臨んだ大ちゃん。
私も踊りをやっているので膝に負担がかかって、炎症を起こしたり、水が溜まったりした事がありますが、水が溜まると膝を曲げるのも大変だし、痛みも当然あります。
地上で踊るだけでも大変なのに、その状態で硬い氷の上で滑ったり、4回転ジャンプを飛ぶなんて、もう想像を絶する。。。。
万全の状態で集大成のオリンピックに挑めなかった事は、長い間、世界のトップを維持して、日本のエースとしてスケート界を牽引して来た誇り高き大ちゃんにとって、どんなに辛かっただろう。。。


ショートプログラムの「バイオリン
ためのソナチネ」は、大ちゃんがとても緊張して、慎重に滑っているのが伝わって来ました。
わずかに音に音に遅れる動きもあったりしたけれど、スピンはどれもレベル4を取れて、ステップも素晴らしかったと思います。



4回転のダウングレードもあったし、NHK杯の神演技のようには行かなかったけれど(あの演技は生観戦して、本当にシビれましたhappy02)、PCS(演技構成点)はもう少し出ても良かったのにと思いました。




flairカメラアングルが良いと噂のNBCの動画リンクを追加します。

◆Daisuke Takahashi SP
◆Daisuke Takahashi SP

直前にゴーストライター騒動もあったこの曲ですが、やはり曲そのものは素晴らしく、宮本賢二さんの振付も素晴らしく、大ちゃんの身体から音が鳴り響いているような演技はやはり、さすがだと思いました。
何とかメダル争いを出来る4位にとどまり、フリーのビートルズメドレーへ。

このフリーのビートルズメドレーは、年末の全日本選手権での右手から流血しながらの演技が強烈に印象に残っていて、満身創痍の中、大ちゃんが応援してくれている観客に最大限の愛と感謝の気持ちを精一杯込めて滑っている姿、その発している透明感のある優しさと愛のパワーのエネルギーに感動して、会場で思わず泣いてしまいました。




スタートの位置について音楽を待っている時の大ちゃんの顔が、それまでの緊張した顔から一変して、信じられないほど透明で澄み切った美しい顔つきに変化したのが印象的でした。



「この人は苦しみも痛みも超えて、全てを受け入れ、今、ある意味無我の境地にいるのではないか?」
まるで、悟りを開いた人のように見えました。

ショートプログラムの時は、失敗出来ないと言う気持ちからか、すごく緊張しているのが伝わって来たけれど、フリーのビートルズメドレーは最初から「今出来る事を思い切りよくやろう」と言う感じが伝わって来ました。

イエスタディから始まるこのプログラムは、大ちゃんのスケート人生を表した、言わば大ちゃんそのものを見せるプログラム。
大ちゃんが15歳の頃からずっと見ている私は、すでにこの時点でうるうるしてしまうweep

真骨頂のタンゴアレンジのカム・トゥゲザーは、これぞ髙橋大輔!、髙橋大輔ここにあり!と、言う緩急のあるステップを見せてくれました。
最後の床を鳴らしている靴音のような音に合わせて、大ちゃんが足を氷に打ち付けてステップを踏むところは音ハメが完璧で、シビれましたね〜lovely
本当に大ちゃんの足元から音が出ているようでした。

後半のフレンズ・アンド・ラヴァーズは入りのところで、両手を上に掲げて見上げるところが好き。
この時も澄み切った良い顔をしていました。
本人は後のインタビューで、前へ前へと言う気持ちで滑っていて、そんな顔をしていた事とは思っていなかったようですが、本当に良い顔をして滑っていました。



このスローパートはジャンプが多いから、見ている方も緊張していたのですが、2回目のトリプルアクセルを飛ぶ前はテレビに向かって「飛んで!」と、叫んでいました。
最初の4回転の回転不足は覚悟していたし、私の中では折り込み済みだったけれど、後半のトリプルアクセルが決まれば、銅メダルが見えると思っていたから。
しかし、奇跡は起きず両足着氷でアンダーローテーションになりコンビネーションに繋げられなかった。
結果論ですが、ここは3-2-2のコンビネーションの予定だったから、あれが決まっていたら大ちゃんが銅メダルでした。

でも、この辺りから大ちゃんの顔つきがもっと優しい笑顔になって来て、曲がイン・マイ・ライフに変わり、トリプルフリップを決めた後、スケートのエッジでコンパルソリーでSの字を描き(振付のローリー・ニコルがスケートへの感謝を込めてと言う意味で振付たそう)スケートへの感謝を表現した後、胸の前から両手でハートを描くところで、大ちゃんのハートチャクラから一斉に愛のエネルギーがブワッと放出されたのが見えました。



もうこの時点で私の涙腺は崩壊weepcrying

純粋で透明で澄み切った混じり気のない、無償の底抜けに深い深い愛shine
言葉を尽くしても、あの時に放出された愛のエネルギーは正確には表現出来ないかも?

「何て美しいキラキラした目をして滑るんだろう?」
この日2/14は20年前に大ちゃんが初めてスケートリンクに行ってスケートを始めた日だったそうですが、大ちゃんの顔がただのスケート好きだった少年時代の顔に戻っているようで、この舞台に辿り着くまでに関わった人達、起こった出来事、全てを愛おしんで、愛と感謝を込めて滑っている、そして、全世界の人へ愛を放射している、奇跡のような瞬間。

そして、最後のザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードへ。
「もっともっと大ちゃんのスケートを見ていたい、これで大ちゃんの最後のオリンピックが終わってしまうなんて。。。」と、思いました。
長く、曲がりくねった道、いつか辿り着く見果てぬ道、まさに大ちゃんのスケート人生そのもの。
ここ数ヶ月の苦しみや重圧、その他から解放されて行くような、優しい笑顔に溢れていたのが印象的でした。



最後のスピンを終えてフィニッシュした時の笑顔は、とても清々しい良い笑顔だったけれど、「今、出来る最高の演技を滑り切った」と、言う気持ちと、「やっぱりジャンプが決め切れなかった」と、言う気持ちが混在していたように思います。



flairカメラアングルが良いと噂のNBCの動画リンクを追加します。

◆Daisuke Takahashi FS
◆Daisuke Takahashi FS

クリアサイトの仲間とも話したのですが、フィギュアの全種目の選手の中で、大ちゃんが一番、澄み切った、純粋でキラキラした美しいエネルギーだったと思います。

これは身体が万全で金メダル争いを出来る状態だったら、決して辿り着けなかった境地だと思います。
そう考えると、スケートの神様は残酷です。
万全の身体でオリンピックの演技に挑めない状態と引き換えに、あのような美しく人の胸を打つ、愛に溢れた演技を世界に向けて披露する機会を与えたのかもしれない。
浅田真央選手と同じく、勝負やメダル、成績と言うものを超越した感動を与えてくれて、これぞ髙橋大輔と言う世界観を見せてくれた。

特に男子シングルの演技は、最終グループもほとんどの選手が緊張からか自爆大会と化していて、金銀メダリストのフリーの演技は転倒やお手つきが多く、何だか感動出来ない演技だったけれど(銅メダルのデニス・テンくんの演技は良かった!)、大ちゃんは転倒もお手つきもなく、演技が途切れず、しっかりとした世界観を見せてくれた。

PCS(演技構成点)では大ちゃんは金メダルの羽生くんより点が上で、銀メダルのパトリックに続いて全体で2番の点を出したし、演技構成点のパフォーマンスの項目では、9.04で全体で1番でした。
これはパトリックと羽生くんより上でした。

ジャッジも男子フリーの演技では大ちゃんのパフォーマンスが一番良かったと評価したと言う事です。

主要大会で大ちゃんが頂点を取れなかったのはオリンピックだけ。
世界選手権、グランプリファイナル、四大陸選手権、全日本選手権、全てタイトルは取りました。
その上、バンクーバーオリンピック銅メダリスト。

ずっとトップを走り続けて、成績でも金字塔を打ちたて、成績云々を超えた心を打つ演技を最後のオリンピックで見せてくれた。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

「大ちゃんのスケートが一番好きだから」

今はとにかく身体を休めて、膝の治療に専念して、また、私達の前でスケートを披露してくれる日を気を長くして待っています。

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2014年3月 3日 (月)

ソチオリンピック フィギュアスケート雑感

ソチオリンピックが終わって1週間程経ちますが、まだ、オリンピックの余韻が残っています。
特に好きなフィギュアスケートについては、いくつか感じた事、見えたものについて、私なりの記録を残しておこうかな?、と思います。

いろいろなフィギュアファンのブロガーさんが、動画やニュース、採点の分析などをして、ブログをUPして下さっているので、私は思いっきり主観的な好みや、エネルギー的に感じたもの、見えたものを中心に。

採点については長年フィギュアファンをやっていて、ずっと採点のプロトコルを見てきているけれど、今回も「またか。。。」と、ため息をつきたくなるような採点も多かった。
具体的にあれこれ書くと長くなるし、どう感じるかは、やはり主観的になってしまうと思うので、あえて書きませんが。。。。

相変わらず、選手の順位付けの調整に使われているGOE(技の出来栄え点)、PCS(演技構成点)、同じように見えるジャンプの回転でも、選手によって回転不足を取ったり取らなかったり、試合によっても取ったり取らなかったり。。。。
急に得点が高騰する選手、押さえられる選手がはっきりと見えてしまって、「オリンピックって、やはり、国と国の威信の張合い、代理戦争、ビジネスや利権の思惑が蠢いているんだな」と、今回も透けて見えてしまいました。

でも、その中で精一杯の演技を披露し、私達に感動を届けてくれた選手達の尊い努力、勇気には心から尊敬し感謝します。

4年に一回のアスリートに取っては最高の舞台。
でも、大きな舞台だからこそ、裏に汚れている思惑が見え隠れして透けて見えてしまうのもオリンピック。
冬のオリンピックは夏のオリンピックに比べると、採点競技が多いので、余計にそう見えるんでしょうね。
冬のオリンピックでも単純にタイムや距離を競う競技は爽やかな気分で見る事が出来ます。

フィギュアスケートを長年見てきて、採点についてはげんなりする事もあり、「じゃあ、見なければ良いじゃないか」と、思う事もあるんですが(実際、それで離れていた時期が数年間ある)、やっぱり好きなんですね〜、フィギュアの試合が。
選手達が試合の緊張感の中で素晴らしい演技を披露してくれた時が、美しいものを見る事がshine

前置きが長くなっててしまったけれど、私が今回男女シングルで、ほんっとうに感動した選手達についてheart02shine(特に感動した大好きな髙橋大輔選手と、浅田真央選手については、また別に書きます)。

男子シングルで感動したのは、なんと言っても髙橋大輔選手だけれど、もう一人、私の涙腺を刺激する感動の演技を見せてくれた選手はジェレミー・アボット選手(元々ファンだったけれどもhappy01)
SPの4回転の派手な転倒もあり出遅れ、フリーで自己ベストを出して巻き返したけれど、結果は総合12位。

でも、私には表彰台に登った3人のメダリストの演技より感動したし、印象に強く残っています。

SPで最初の4回転で脇腹を打つ派手な転倒。

10数秒位立ち上がれず、でも何とか立ち上がり、演技を続行。


その後は、音楽に遅れていたのにも関わらず、全ての要素を抜かすことなく演技をしてくれました!


アボット選手は長い手足を生かした優雅で小粋、繊細な音楽表現や、深いエッジワークを見せてくれるステップなどで、元々好きな選手でしたが、この日、彼が見せてくれたアスリート魂、最後まで諦めない姿に感動しました。

そして、次の日のフリーのエクソジェネシス交響曲は痛む脇腹の事を考慮してか4回転を外した構成で、ノーミスの神がかった渾身の演技。
この曲はアボット選手に似合いすぎて、後半に向けて音楽がどんどん高まって行く辺りでいつもじーんweepと来ていたんだけれど、ソチオリンピックでの演技は、勝負とか試合だとかそう言う事を超えて、純粋に無心に光を放っていた。
「ちょっ、これは反則でしょう?アボットぉ〜。ないちゃうよ〜crying

彼もこれが最後のオリンピック、今季限りの引退表明をしているけれど、最後にこんな素晴らしい演技が出来て良かったねと思いました。

女子シングルで感動したのは、何と言っても浅田真央選手だけれど、他はカロリーナ・コストナー選手。
SPのアヴェ・マリアの音楽表現の美しさ、そのエネルギーの美しさ、浄化力には圧倒されました。
当日の朝にジャンプを3Tー3Tから、3Fー3Tに変えて勝負に出てくるアスリート魂も。

彼女は世界選手権で何度も表彰台に上がり、10年近くもトップを維持している素晴らしい選手にも関わらず、オリンピックではトリノ9位、バンクーバー16位と言う結果しか残していなかった。
今回のオリンピックにかける思いは並々ならぬものがあったでしょう。

調子も良かったのだと思いますが、女子シングルの選手の中では誰よりも自信に満ちて落ち着いて、誰よりもオリンピックを楽しみ、その瞬間を味わっているように見えました。

ロシアの観客のマナーはお世辞にも良いとは言えず、完全アウェーの中、リンクのエネルギー状態も悪く(ロシアのライバルになるような選手の失敗を願うような低いエネルギーが渦巻いていた)、その中で、あの崇高な美しさ、彼女のスケートの一蹴り一蹴りで、低いエネルギーを片っ端から浄化して行くのが目に見えるようで、何とも素晴らしいスケート空間と時間を見せてくれた。
まるで、天使の軍団を召還しているような滑りでしたshine


つくづく、「真央ちゃんがソトニコワ選手の後ではなく、コストナー選手の後の滑走順だったらなあ。。。」と、思いましたが(あれだけリンクをキレイにしてくれた後だったら、あれほどの失敗はなかったと思います)、これも、また別に書きますが、「真央ちゃんのあの失敗は全て天の計らい事だったのだろうな」と、落ち着いた今は思います。

そして翌日フリーのコストナーのボレロ!
何ともゴージャスで自信に満ちていて、美しく、清楚な妖艶さとも言える濃密さを、高度な技術と完成度を持って見せてくれた。
最後のステップ、コレオシークエンスなどは、鳥肌ものでしたよ。


本当にこの人は、今、現在、この瞬間を楽しみ、高みを目指して飛翔すると言う事を同時にやっているんだと思いました。

「そんな瞬間って、これだけ凄いスケーターでも、一生に何度も味わえるものじゃない、それをこの人は現役最後のオリンピックの演技で、今、まさにやっているんだ」と思うと、何て凄い瞬間なんだろうと。

オリンピックで今まで良い演技が中々出来なかったコストナー選手が、これ程素晴らしい演技をしてくれた事に、長年のフィギュアファンとしては、ジーンとしてしまった訳です。



おっと、メインは大ちゃん、真央ちゃんについて書く事で、他の選手の事はさらっと流して書くつもりだったのに、つい熱くなってしまった。coldsweats01

大ちゃん、真央ちゃん編は、また後日に!
今日はもう遅いので、もう寝ます。

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2014年2月 8日 (土)

暴露の時代〜佐村河内氏のゴーストライター騒動に思う

数日前に明らかになった、「被爆2世の全聾の作曲家(と言う触れ込みだった)」佐村河内氏のゴーストライター問題。
現時点では、ゴーストライターだった新垣氏の会見しか開かれていないし、全てが明らかになっていない状態ではあるけれど、衝撃的な事実が暴露されてしまった訳ですね。
しかも全聾であると言う触れ込みまで嘘であった可能性もある。。。。

私が佐村河内氏の事を知ったのは、私の大好きなフィギュアスケート髙橋大輔選手が、今シーズンのショートプログラムで「ヴァイオリンのためのソナチネ」滑っているからであって、普段、現代日本のクラシック音楽にも興味がなく、テレビをほとんど見ない私は、それまで彼の事は知らなかった。

私にとって「ヴァイオリンのためのソナチネ」は、宮本賢二さんの素晴らしい振付で、美しく力強い、官能的な大ちゃんの滑りと一体になっているものであって、作曲者のバックボーンとかを知らなくても「憂いの中に力強さがあり、感情を揺さぶられる良い曲」と思っていた。

確かにある意味、衝撃的な事実が暴露されて驚いている私がいる一方、「ああ、やっぱり、私が直感的に感じていた違和感や不信感は本当だったんだ」と、思っている自分がいます。
今シーズンの大ちゃんを特集した番組やニュースでも、佐村河内氏がよく登場し、昨年、NHK特集で放送されていたと言う、彼が苦しみながら作曲している様子や、耳鳴りに苦しめられている様子などを目にしていた時に、何とも言えない違和感を感じていたのです。

私はクレアボヤント、透視リーダーなので、セッションで意識を集中してお客様を見ている時以外でも、普段から人を見る時、テレビを通して人を見る時も、無意識のうちにその人のオーラや、エネルギーの波動を観察している。
佐村河内氏の事は「ヴァイオリンのためのソナチネを作った人としては、作品の持っている繊細で緻密で純粋な波動と、この人の荒々しく、重たい、自己顕示欲の強そうな波動があまりにもそぐわない、違いすぎる」と、感じていたのです。

美しい作品を生み出す人が人格者であるとは限らないけれど、今、思えば、両者の持っている波動があまりにも違いすぎると感じたのだと思う。

そして、私が今までの人生で関わったいく人かの、誇大妄想的、自己愛的な傾向が強く、自己顕示欲の強い人達と同じようなエネルギーや波動を持っているように見えました。

また、演出なのかもしれないと思いつつも、幾つかの言動が非常に芝居がかって見えたのも、あのように純粋に美しい、祈りのような波動を持つ曲を作った人として違和感を感じた理由の一つだと思う。

彼が耳鳴りに苦しめられている時か、薬を飲みすぎて苦しんでいる時か詳しい状況は忘れたけれど、苦しそうに床を這っている映像が流れた時も、本能的にゾッとしたのを覚えている。

まるで黒く大きな毛むくじゃらな芋虫のようなエネルギー体が地下から這い出して来たように見えたのだ。。。。

「この人は確実に根源的なところで病んでいる」
そう、直感しました。

もちろん、私には確かな事は分からないけれど、この人が頭痛や耳鳴りを持っているのは本当のように見えるし、神経症を患っていると言うのも本当のように見えるし、ある程度の聴覚障害はあるのではないか?と言う風には見えます。

真実はこれから明らかになっていくと思いますが、最初は「なんで、ソチオリンピック開幕直前のこの大事な時期に、大一番を控えている大ちゃんに動揺を与えるような、集中を乱すような事をしてくれたんだ。もっと早くに公表出来なかったのか!?」と、私も腹立たしく思いました。

しかし、新垣氏の会見の内容を読み、週刊文春の記事を読むと、これはこのタイミングで暴露される事であっただろうと思います。
例え、背後に誰か第三者の思惑があったとしても。。。

新垣氏がこの件を公表に踏み切る決心をしたのは、髙橋大輔選手がソチオリンピックで「ヴァイオリンのためのソナチネ」を滑る事、この曲を送られた少女が佐村河内氏に無理難題を突き付けられてトラブルになっていた事だと言う。
少女を子供の頃から知っている(そして真の作曲者である)新垣氏は、この曲が偽りの物語をまとったまま、髙橋大輔選手がソチオリンピックと言う大舞台で演技をし、世界中の人に偽りの物語と共に記憶されるかと思うと、耐えられなかったのではないかと思います。

新垣氏の真の思惑はどうあれ、結果的にはこの曲に真実の物語を与え直し、正しい純粋なエネルギーまとわせ、この曲を再生させる事になったのではないかと思います。

大ちゃんは元々、この曲をこう演じてやろうとか、物語を考えて滑るタイプではなく、音を感じたままに表現するようにしていると言うような事を、いつもインタヴューなどで語っているので、真実の物語を知った事で、顕在意識的にはショートプログラムに対するスタンスや、気持ちは変わらないかもしれませんが、きっと潜在意識の深い部分では変化があると思います。

ジャーナリストの江川紹子さんの記事から少し引用させていただきます。


「彼はなぜゴーストライターを続けたのか~佐村河内氏の曲を書いていた新垣隆氏の記者会見を聴いて考える」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140206-00032407/
(一部抜粋)
先の少女も、事実を知ってショックを受けながら、献呈された曲への愛着は失っていない、という。
週刊文春で紹介されている彼女の高橋大輔選手宛の手紙には、「本当の作曲者は幼稚園の頃から発表会やコンクールで伴奏をしていただいている、とても優しい方だったのです」と書いている。
記者会見の最後には、数日前に、2人で演奏した「ソナチネ」の一部も流された。
真実が、2人の信頼をむしろ堅いものに、少女を成長させた、と思いたい。
少女は高橋選手に精一杯のエールを送っている、きっと高橋選手にも届くだろう。





そう、きっと新垣氏の思い、少女の思いは髙橋大輔選手に届いている。
大ちゃんが、この曲を生まれ変わらせ、浄化し、素晴らしい演技をソチオリンピックで披露してくれる、そんな光景を想像しつつ、祈る事にしよう。。。

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