「青い波」ならぬ「青い嵐」?公演、無事終了しました~!
ふぅうぅう~~!!!![]()
もう1週間前の事になりますが、11月7日、8日の2日間に中目黒ウッディシアターにて行われた「青い波~シンガラジャからの風」公演、無事終了しました~![]()
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いや~、この一週間は公演の疲れを取るのに精一杯と言う感じで、とにかくよく眠りました。
本当に今回の公演はバパ・クランチャが来日して練習が始まったのが、公演の3週間前を切っていて、実際、ほとんど全ての練習がそこから始まったと言っても過言ではないと言う状態だったので、自分の踊りの完成度も含めて、今回演奏をお願いしたシダカルノヤコの練習も間に合うのか!?、完成するのか!?、と言う、ハラハラ、プレッシャーの中での「青い波」ならぬ「青い嵐」
のような日々でした。(←今だから言える事だけれど
)
しかし、シダカルノヤコのメンバー達は、驚異的な集中力とプロ意識を見せ、どんどんタルナ・ジャヤ・ルンカップ、クビャール・レゴン、パラワキア、ヌラヤン、そして器楽曲のウジャン・マスを完成させて行きました。
若くて勢いのある覚えの早いメンバーと、円熟した技術、感性を持つ、皆川さん、櫻田さんなどのベテランの方々の相乗効果、そして、何よりバパの教える事への熱意、勢い、その集中力の粘り勝ちという感じでした。
ヌラヤンの合わせ稽古
ヌラヤンの振りを細かく指導するバパ・クランチャ
私も負けてはいられない!
パラワキアのトロンポンを演奏する部分は、私が習ったイブ・ムナッの簡素でシンプルなスタイルから、バパに教えてもらったもう少し複雑なスタイルに変更するため、会社を半休したり、ちづちゃんの家に練習後泊めてもらったりして、猛特訓しました。
それこそ、何時間も膝をついて移動しながらトロンポンの練習をしていたため、膝が豆になりつぶれて傷になったり。
タルナ・ジャヤ・ルンカップも回転する振りが何度も出てくるので、そこを集中的に練習していたら、両足の親指の腹が大きな豆になってしまい、そこも最終的には皮がむけてしまいました。
そして、さらに膝と足首もタルナ・ジャヤで滑り込んで座ったりするので、本番ですりむけてしまいました。
今回はシンガラジャの芸能がテーマのプログラム構成だったのですが、つくづくシンガラジャの芸能と言うのは激しいのだな~と実感!
バパが来日して練習が始まってから1週間で、私は2Kg体重が落ちて、顔もこけてしまいました。
しかし、タルナ・ジャヤ・ルンカップのような激しくて体力のいる踊りを踊るには身体が軽い方が断然楽なので、これは良かったと思います。
なにしろ、踊っている間中、走っているか、回転しているか、目を剥いて見得を切っているかどれかしかない!と言う踊りですからね~![]()
パラワキアも本当に難しい踊りで、しかも私が習ったのはバパではなく、同じジャグラグ村出身の踊り手、イブ・ムナッからだったので、バパのとはスタイルがかなり違うし、演奏と踊りが合うのか?とか、トロンポンの演奏スタイルをバパに教えてもらって変えなくてはいけなかったりしたので、それもすごいプレッシャーでした。
しかしイブ・ムナッは踊り手なので、トロンポンの演奏は得意ではない。トロンポンを叩く部分は、あまりちゃんと習っていなかったので、今回バパに短期間だけれどみっちり習えて、本当に良かったと思います。また、今度バリに行った時に、もっと教えてもらいたいな![]()
後半はクビャール・レゴンの完成が間に合うか!?と言う感じだったので、楽器の方はクビャール・レゴンの練習以外は出来ず、私はタルナ・ジャヤ・ルンカップもパラワキアも本番2日前から初めてガムランと通しで、合わせて練習が出来たという状態でした。
タルナ・ジャヤは、何度も踊っている踊りだし、自分の中で何とかなる!、何とかする!、と言う自信はありましたが、正直パラワキアで自信が持てていたのは、歌と語りの部分だけでした。
踊りながら語りを入れ、トロンポンを演奏しがら歌い、また踊ってから帰ると言う、バリの芸能の要素が全て詰まっているこの踊り、バリでも踊りこなせる人は多くない踊りです。
それを初めて踊るのに、1回しか通しで合わせる事が出来ない状態で本番に挑むと言うのは、これは並大抵のプレッシャーのかかり方ではありませんした。
私は留学中にもずっとイブ・チャンドリに歌を習っていたし、ジャンゲールも一通り習ったり、ガンブーでも歌を歌う役を演じた事もあるので、歌はとても好きだし、自信がある分野なのですね。
今回、パラワキアでは持っている技術を尽くし、心を込めて歌うと言う事に集中したし、とても歌っていて気持ちが良かったです。
さて、そんなバタバタした中で迎えた本番ですが、7日の最初の14時からの回は、パラワキアを私が踊るプログラムで、それもすごいプレッシャーでした。しかも4回公演の中で一番お客様が多い回だったのですよ~![]()
この回のパラワキアは、やはり緊張からあがってしまい、踊りも納得行く出来ではなかったし、トロンポンも部分的にうまく叩けない部分があったりしました。
私が本番で緊張するなんて、本当にめったに無い事というくらい、心臓の強い私ですが、この時はやはりとても緊張しました。
歌だけは、満足行く出来だったと思いますが、自分的には60点くらいしかつけられないな~と言う感じでした。この回を見に来てくださったお客様、申し訳ありません![]()
しかし、7日の夜の回は、そのリベンジ!と言わんばかりに、タルナ・ジャヤ・ルンカップで大爆発!
と言う感じで踊れたと思います。
8日の午後14時からの回は、タルナ・ジャヤを踊りましたが、この回は、前日の疲れもあったのか、前日の夜の回の方が集中して踊れたと思います。でも、やっぱりとても好きな踊りなので、楽しく踊れました。
そして、迎えた最後の回8日の夜の回のパラワキアですが、ちづちゃんが本番でパラワキアを踊っている時に、楽屋で音に合わせて一緒に踊り、振りの確認をしたり、タイミングを見たり、イメージトレーニングをしたおかげで落ち着いて踊る事が出来ました。
まだまだ課題はあるものの、踊りも自信を持って踊れたし、トロンポンも何とかうまく叩けました。
そして歌は、歌っていて最高に気持ちよかったです。
パラワキアで使う歌はカカウィンというジャンルの歌になるのですが、必ず歌い手が1フレーズ歌った後、合いの手と言うか、歌に答える役のとがいるのですね。
それを今回、小谷野さんが日本語に訳してやってくれたので、自分の歌っている内容を確認出来て「こんな事を歌っていたんだ~!」と、またまた感動して
じ~ん
として来てしまいました。
完璧ではないけれど、自分としては85点くらいあげても良いかな?と思いました。
私は、このパラワキアと言う踊りをいつか踊りたい!と言う希望をずっと持ち続けていました。これは生演奏でなければ踊れない踊りだし、技術的にもとても難しい。それが実現できる日が来るとは本当に嬉しい事だったし、これが終わったら、私がバリ舞踊でやりたかった事はとりあえず一周した事になると思っていました。
たしかに一周はしたのだけれど、まだまだパラワキアと言う踊りは奥が深く、まだまだ今回の公演で「終わった~!満足した~!」と感じるには、ほど遠いなと言う感じです。
パラワキアを演じる事が出来たと言う達成感も感じつつも、これからまだ探求の旅は続くのだなと言う事も感じた今回の公演でした。
公演の写真は写真家の小原さんにお願いしたのですが、まだ手元に届いていないので、手に入ったらまたUpしますね。
ところで、最初の方に載せた写真と言い、この写真と言い、オーブが結構写っていますね。劇場はビーイングが住み着きやすい場所ですが、これはどんな存在が
写っているのかな?
あとで解析してみる事とします![]()
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