« ソチオリンピック フィギュアスケート雑感 | トップページ | ソチオリンピック 浅田真央選手 その1 »

2014年3月 6日 (木)

【動画追加】ソチオリンピック 髙橋大輔選手

ソチオリンピックの髙橋大輔選手について書こうと思っていたところ、昨日、髙橋選手が今月末にさいたまで行われる世界選手権の欠場が発表されました。
右膝軟骨損傷による慢性関節炎のため。
4日通しチケットを手に入れて観戦する予定だったので、本当に残念です。。。

よくこの状態で、ソチオリンピックであの素晴らしく感動的なビートルズメドレーを笑顔で滑り切ってくれたと思います。

欠場は残念ですが、大ちゃんの身体が何よりも大事。
また、あのもはや神の領域に達した美しい滑りを披露してくれる日を待っています。

http://高橋大輔からのメッセージ「皆様へ

ソチオリンピックの男子シングルの試合から3週間程経ち、大ちゃんが最後の五輪で見せてくれた素晴らしいビートルズメドレーを観た時の生々しい感情が落ち着いて来ているので、あの時、Facebookに書き込んだ内容も交えながら書いて行きたいと思います。

***************
オリンピックのフリーを身終えた直後に
2014/2/15
大ちゃんの最後の五輪が終わりました。。。
右足の怪我が完治せず、膝に水が溜まっている状態で、本当によく頑張ってくれました。
並の精神力じゃないですね。

フリーのビートルズメドレー、最後のイン・マイ・ライフからザ・ロング・アンド・ワインディングロードの流れの中で、穏やかに微笑みながら、スケートへの愛と感謝を込めて全力で滑っている大ちゃんを見て、泣けない訳がないcrying!!!
テレビの前で涙腺崩壊。。。。

本当に唯一無二の素晴らしいスケーターです。
今日、一番感動したのは大ちゃんの演技だし、私に取っては大ちゃんが金メダルです。

本当に満身創痍の中、頑張ってくれてありがとう!

***************

ショートプログラムの前にも膝の水を抜いてから演技に臨んだ大ちゃん。
私も踊りをやっているので膝に負担がかかって、炎症を起こしたり、水が溜まったりした事がありますが、水が溜まると膝を曲げるのも大変だし、痛みも当然あります。
地上で踊るだけでも大変なのに、その状態で硬い氷の上で滑ったり、4回転ジャンプを飛ぶなんて、もう想像を絶する。。。。
万全の状態で集大成のオリンピックに挑めなかった事は、長い間、世界のトップを維持して、日本のエースとしてスケート界を牽引して来た誇り高き大ちゃんにとって、どんなに辛かっただろう。。。


ショートプログラムの「バイオリン
ためのソナチネ」は、大ちゃんがとても緊張して、慎重に滑っているのが伝わって来ました。
わずかに音に音に遅れる動きもあったりしたけれど、スピンはどれもレベル4を取れて、ステップも素晴らしかったと思います。



4回転のダウングレードもあったし、NHK杯の神演技のようには行かなかったけれど(あの演技は生観戦して、本当にシビれましたhappy02)、PCS(演技構成点)はもう少し出ても良かったのにと思いました。




flairカメラアングルが良いと噂のNBCの動画リンクを追加します。

◆Daisuke Takahashi SP
◆Daisuke Takahashi SP

直前にゴーストライター騒動もあったこの曲ですが、やはり曲そのものは素晴らしく、宮本賢二さんの振付も素晴らしく、大ちゃんの身体から音が鳴り響いているような演技はやはり、さすがだと思いました。
何とかメダル争いを出来る4位にとどまり、フリーのビートルズメドレーへ。

このフリーのビートルズメドレーは、年末の全日本選手権での右手から流血しながらの演技が強烈に印象に残っていて、満身創痍の中、大ちゃんが応援してくれている観客に最大限の愛と感謝の気持ちを精一杯込めて滑っている姿、その発している透明感のある優しさと愛のパワーのエネルギーに感動して、会場で思わず泣いてしまいました。




スタートの位置について音楽を待っている時の大ちゃんの顔が、それまでの緊張した顔から一変して、信じられないほど透明で澄み切った美しい顔つきに変化したのが印象的でした。



「この人は苦しみも痛みも超えて、全てを受け入れ、今、ある意味無我の境地にいるのではないか?」
まるで、悟りを開いた人のように見えました。

ショートプログラムの時は、失敗出来ないと言う気持ちからか、すごく緊張しているのが伝わって来たけれど、フリーのビートルズメドレーは最初から「今出来る事を思い切りよくやろう」と言う感じが伝わって来ました。

イエスタディから始まるこのプログラムは、大ちゃんのスケート人生を表した、言わば大ちゃんそのものを見せるプログラム。
大ちゃんが15歳の頃からずっと見ている私は、すでにこの時点でうるうるしてしまうweep

真骨頂のタンゴアレンジのカム・トゥゲザーは、これぞ髙橋大輔!、髙橋大輔ここにあり!と、言う緩急のあるステップを見せてくれました。
最後の床を鳴らしている靴音のような音に合わせて、大ちゃんが足を氷に打ち付けてステップを踏むところは音ハメが完璧で、シビれましたね〜lovely
本当に大ちゃんの足元から音が出ているようでした。

後半のフレンズ・アンド・ラヴァーズは入りのところで、両手を上に掲げて見上げるところが好き。
この時も澄み切った良い顔をしていました。
本人は後のインタビューで、前へ前へと言う気持ちで滑っていて、そんな顔をしていた事とは思っていなかったようですが、本当に良い顔をして滑っていました。



このスローパートはジャンプが多いから、見ている方も緊張していたのですが、2回目のトリプルアクセルを飛ぶ前はテレビに向かって「飛んで!」と、叫んでいました。
最初の4回転の回転不足は覚悟していたし、私の中では折り込み済みだったけれど、後半のトリプルアクセルが決まれば、銅メダルが見えると思っていたから。
しかし、奇跡は起きず両足着氷でアンダーローテーションになりコンビネーションに繋げられなかった。
結果論ですが、ここは3-2-2のコンビネーションの予定だったから、あれが決まっていたら大ちゃんが銅メダルでした。

でも、この辺りから大ちゃんの顔つきがもっと優しい笑顔になって来て、曲がイン・マイ・ライフに変わり、トリプルフリップを決めた後、スケートのエッジでコンパルソリーでSの字を描き(振付のローリー・ニコルがスケートへの感謝を込めてと言う意味で振付たそう)スケートへの感謝を表現した後、胸の前から両手でハートを描くところで、大ちゃんのハートチャクラから一斉に愛のエネルギーがブワッと放出されたのが見えました。



もうこの時点で私の涙腺は崩壊weepcrying

純粋で透明で澄み切った混じり気のない、無償の底抜けに深い深い愛shine
言葉を尽くしても、あの時に放出された愛のエネルギーは正確には表現出来ないかも?

「何て美しいキラキラした目をして滑るんだろう?」
この日2/14は20年前に大ちゃんが初めてスケートリンクに行ってスケートを始めた日だったそうですが、大ちゃんの顔がただのスケート好きだった少年時代の顔に戻っているようで、この舞台に辿り着くまでに関わった人達、起こった出来事、全てを愛おしんで、愛と感謝を込めて滑っている、そして、全世界の人へ愛を放射している、奇跡のような瞬間。

そして、最後のザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードへ。
「もっともっと大ちゃんのスケートを見ていたい、これで大ちゃんの最後のオリンピックが終わってしまうなんて。。。」と、思いました。
長く、曲がりくねった道、いつか辿り着く見果てぬ道、まさに大ちゃんのスケート人生そのもの。
ここ数ヶ月の苦しみや重圧、その他から解放されて行くような、優しい笑顔に溢れていたのが印象的でした。



最後のスピンを終えてフィニッシュした時の笑顔は、とても清々しい良い笑顔だったけれど、「今、出来る最高の演技を滑り切った」と、言う気持ちと、「やっぱりジャンプが決め切れなかった」と、言う気持ちが混在していたように思います。



flairカメラアングルが良いと噂のNBCの動画リンクを追加します。

◆Daisuke Takahashi FS
◆Daisuke Takahashi FS

クリアサイトの仲間とも話したのですが、フィギュアの全種目の選手の中で、大ちゃんが一番、澄み切った、純粋でキラキラした美しいエネルギーだったと思います。

これは身体が万全で金メダル争いを出来る状態だったら、決して辿り着けなかった境地だと思います。
そう考えると、スケートの神様は残酷です。
万全の身体でオリンピックの演技に挑めない状態と引き換えに、あのような美しく人の胸を打つ、愛に溢れた演技を世界に向けて披露する機会を与えたのかもしれない。
浅田真央選手と同じく、勝負やメダル、成績と言うものを超越した感動を与えてくれて、これぞ髙橋大輔と言う世界観を見せてくれた。

特に男子シングルの演技は、最終グループもほとんどの選手が緊張からか自爆大会と化していて、金銀メダリストのフリーの演技は転倒やお手つきが多く、何だか感動出来ない演技だったけれど(銅メダルのデニス・テンくんの演技は良かった!)、大ちゃんは転倒もお手つきもなく、演技が途切れず、しっかりとした世界観を見せてくれた。

PCS(演技構成点)では大ちゃんは金メダルの羽生くんより点が上で、銀メダルのパトリックに続いて全体で2番の点を出したし、演技構成点のパフォーマンスの項目では、9.04で全体で1番でした。
これはパトリックと羽生くんより上でした。

ジャッジも男子フリーの演技では大ちゃんのパフォーマンスが一番良かったと評価したと言う事です。

主要大会で大ちゃんが頂点を取れなかったのはオリンピックだけ。
世界選手権、グランプリファイナル、四大陸選手権、全日本選手権、全てタイトルは取りました。
その上、バンクーバーオリンピック銅メダリスト。

ずっとトップを走り続けて、成績でも金字塔を打ちたて、成績云々を超えた心を打つ演技を最後のオリンピックで見せてくれた。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

「大ちゃんのスケートが一番好きだから」

今はとにかく身体を休めて、膝の治療に専念して、また、私達の前でスケートを披露してくれる日を気を長くして待っています。

|

« ソチオリンピック フィギュアスケート雑感 | トップページ | ソチオリンピック 浅田真央選手 その1 »

スピリチュアル」カテゴリの記事

フィギュアスケート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1011072/55253357

この記事へのトラックバック一覧です: 【動画追加】ソチオリンピック 髙橋大輔選手:

« ソチオリンピック フィギュアスケート雑感 | トップページ | ソチオリンピック 浅田真央選手 その1 »