« 【動画追加】ソチオリンピック 髙橋大輔選手 | トップページ | ソチオリンピック 浅田真央選手 その2 »

2014年3月 9日 (日)

ソチオリンピック 浅田真央選手 その1

ソチオリンピックの浅田真央選手。
私は彼女が12歳の時から試合の生観戦やアイスショー、またテレビでずっと見続けて、その美しい演技や、愛すべき人柄に魅了されて来た大好きな選手だが、2日続けてこんなに驚かされた事はなかった。

ショートプログラムのノクターンは、おそらく真央ちゃんの競技人生史上、1、2を争うであろう最悪の出来だっただろう。
バンクーバーオリンピックの翌シーズン、佐藤信夫コーチとスケーティングやジャンプの見直しを始めた頃には、あのソチオリンピックのショートプログラム以上の演技もあったかと思うが、あの時はそうなっても仕方ない時期だったし、今回は直前の公式練習での好調な様子から一変「こんなに瓦解としか言いようのない最悪の演技をしてしまうとは。。。」と、度肝を抜かれてしまった。

ある友人はショート終了後「真央ちゃんはメンタルが弱すぎる」と言ったが、それは違うと私は思う。
真央ちゃんは、私達が想像しうる範囲を遥かに超えてメンタルは強い。

周囲の期待、国民の期待を背負い、自分を律して、自分と真っ正面から向き合い、厳しい練習に耐え、マスコミの心ない報道、不可解なジャッジにも文句一つ言わず、嫌な顔一つせず、己の理想とするスケート道を一途に突き進む事が出来る人がメンタルが弱い訳がない。

ただ私が思うのは、真央ちゃんは我慢強すぎて、自分の内側に様々な感情や、受けたトラウマになるような画像を解放するのが上手くはないように見えると言う事。

彼女はそのたおやかな容姿、優しげな雰囲気とは裏腹に、相当な頑固者に見えるし、武士のように黙って耐え忍び過ぎる我慢強い性格で、意思の力で、潜在意識意識化に仕舞われている(失敗した時や、不当なジャッジングを受けた時、マスコミの心ない報道などを知った時などに感じたであろう)様々な感情や恐れ、トラウマになるような画像が詰まった箱のような塊をねじ伏せてやって来たように見える。

メンタルコントロールが上手く行っていると、それらの恐れや暴れ出しそうな感情、トラウマ画像を制御出来て、エネルギーが十分に身体にあり、演技の出来も良い結果になるのだろうけれど、コントロールがちょっとした事で噛み合わないと、抑えて来た感情や恐れ、トラウマ画像などが暴れ出し、身体からエネルギーが逃げ出してしまい動かない状態になってしまう、それがオリンピックのショートプログラムで起こった事のように見えました。



ここ2シーズンは真央ちゃんが試合でそのような状態になってしまうのは見た事がなかったのですが、やはり4年に一度のオリンピックの緊張、真央ちゃん本人も集大成と位置付けて、バンクーバーのリベンジを、日本国民からは「今度こそ金メダルを!」との期待で重圧を背負った状態では、いつもの様に強靭な意思で抑え込む事が出来なかったのでしょう。

特に団体戦のショートのトリプルアクセルで転んだ事は、おそらく最新のトラウマとして残ってしまったはず。
真央ちゃんはずっとタラソワ元コーチに振付してもらっていて、ロシアとの関わりは深いし、去年のグランプリファイナルを同じソチの会場でやった時は観客の雰囲気も暖かかったので、団体戦のあの異様なロシアコールや足踏みで地鳴りがするかのような完全アウェーの雰囲気は、想定はしていたとしてもある意味ショックだったのではないか思います。

その雰囲気に飲まれたのか、バンクーバーオリンピックで感じた未整理の感情や画像が頭をもたげたか、トリプルアクセルはアンダーローテーションではなく、ダウングレード判定で転倒してしまい、今シーズンワーストの点数になってしまった。

年末の全日本もトリプルアクセルの調子は良くなかった。
身体的には腰痛という症状があったと思うが、私が思うに真央ちゃんがだんだん調子を落として行ったのは、福岡のグランプリファイナルのショートプログラムで本人も、佐藤信夫コーチも手応えを感じた出来だったトリプルアクセルでアンダーローテーションを取られたトラウマや、迷いが一つはあると思います。

あの時、私は生観戦していて、真央ちゃんは私の目の前でトリプルアクセルは飛んだので、着氷後のエッジのトレースも確認出来ましたが、私もきれいに回っていたと思います。

少なくとも、昨シーズンの大阪四大陸選手権(これも生観戦していました)のショートで加点が1.57も着いた完璧なトリプルアクセルと何処が違ったのか、YouTubeで上がっていた比較画像を見ても、家で録画を何度見返しても分かりませんでした。

一部では「金メダル候補だった真央ちゃんの突然の不調は報道陣のカメラに仕込まれた装置から電磁波攻撃だ」などと言われたりもしているようですが(笑)、そんな大掛かりな事をわざわざしなくても、もっと効率良く選手の身体を動かなくさせるようなトラウマを与える方法はいくらでもあると思います。
さらにソトニコワ選手の素晴らしい演技の直後で、ロシアコールが鳴り響き、完全アウェー状態でリンクのエネルギーは非常に悪かった。

滑り出す前から、真央ちゃんがとても緊張していて、エネルギーが身体に十分にない事は見て取れたし、彼女の中で色々な画像がフラッシュバックしているように見え、トリプルアクセルに入る前に「あ、転んでしまう!」、最後のコンビネーションジャンプに向かう途中で「トリプルループが抜けてしまう」と言うのが、それぞれ直前に画像で見えてしまい、その通りになってしまいました。
おそらく、彼女の中で起きたフラッシュバックのエネルギーが強くて、私にもそれがテレビ画像を通じても見えてしまったのだと思います。

これは全くの余談ですが、私がヒーリングやリーディングを学んでいたクリアサイトでは、恐れやブロックになっている様々な感情、トラウマ画像などをクリアにして解放して行く手法を実践し、個人セッションでもそこを一番大事なポイントとしていますが、「真央ちゃんにもクリアサイトの手法を学んで貰えていたら、もっと効率良くトラウマ画像を解放しもらえたのに。。。」と、今更どうしようもない事を、この時は感じてしまいました。
残念ながらクリアサイト・ジャパンは今年1月にスクールが終わり、レバナ先生もアメリカに帰国してしまったので、それも叶わぬ願いですが。。。

オリンピックを見ている全世界の人々にショックを与えてしまった(もちろん、一番のショックを受けたのは真央ちゃん本人だと思いますが。。。)、真央ちゃんのショートプログラムの演技が終わり、私も全く何が起こったのかも、よく理解出来ず、「なぜこんな酷い試練が真央ちゃんに訪れるんだ。あんなに努力して来たのに、スケートの神様は何て意地悪なんだろう?」と、思いました。


その意味が分かったのは、次の日のフリーの演技を見た後でした。

カート・ブラウニングがNumber紙上で「一度山火事で焼けてしまった森が再生してさらに強くなって行くように、彼女は見事な立ち直り方を見せてくれました」と、語ったように、地獄から一気に天国に駆け上るような、真央ちゃんの競技人生最高の演技を見せ、私達の魂を揺さぶる最高の感動を届けてくれたのですから。
(その2に続く)

|

« 【動画追加】ソチオリンピック 髙橋大輔選手 | トップページ | ソチオリンピック 浅田真央選手 その2 »

スピリチュアル」カテゴリの記事

フィギュアスケート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1011072/55301276

この記事へのトラックバック一覧です: ソチオリンピック 浅田真央選手 その1:

« 【動画追加】ソチオリンピック 髙橋大輔選手 | トップページ | ソチオリンピック 浅田真央選手 その2 »